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赤ワイン

ブドウの果汁だけでなく、果皮や果種も使って作られています。果皮に含まれるアントシアニンが赤ワイン独特の深みのある赤色を作り、果皮や果種に含まれるタンニンが独特の渋みを生み出します。

タンニンの強さや濃厚さ、アルコール度数などで、味わいがライトボディ・ミディアムボディ・フルボディの3つに分類されることも特徴です。

白ワイン

赤ワインとは異なり、ブドウの果汁だけで作られたワインです。フレッシュさ、フルーティーさが特徴で、甘口から辛口まで幅広い風味のものがあります。

ロゼワイン

淡いピンク色が特徴のワインです。赤ワインと同じく果皮と果種を果汁に漬けて、色が移ったら果汁だけ分けて作る方法や、黒ブドウを使って白ワインと同じように作るなど、様々な作り方があります。幅広い味わいながら、爽やかな風味が特徴です。

フランス

ワインと言えば思いつく国の一つで、ボルドー・ブルゴーニュ・シャンパーニュなど、有名な生産地を有しています。高価なワインや、繊細で複雑な味わいのワインが多いことが特徴です。

イタリア

ワインの生産量＆消費量が世界一の国がイタリアです。温暖な地中海気候が、ワインの生産に適しているのです。イタリアにあるすべての州でワインは作られているため、価格も種類も幅広いことが特徴です。

スペイン

ブドウの栽培面積だけで言えば、世界第一位の国です。CAVAなどのスパークリングワインや、シェリーという酒精強化ワインが有名です。

チリ

チリで栽培されるブドウは品質の劣化が少なく、1種類のブドウだけで作られることが多いため、ワインの味が安定していることが特徴です。日本ではコストパフォーマンスが高いワインと言えばチリ産というイメージもあります。

フランスワイン、イタリアワインを抑えて、日本への輸入数量一位です。

アルゼンチン

ワインの産地として有名なのがメンドーサ州です。メンドーサ州では、国内で生産されるワインの3分の2が製造さられています。赤ワインは果実味が豊かで力強いといった特徴があり、白ワインは調和が取れた凝縮感のある味わいが特徴です。

南アフリカ

品質が良いのに価格が安いのが特徴で、愛好家からも注目を集めています。ワイン造りに適した環境が整っているため上質なぶどうが育つだけでなく、厳しい環境基準に基づいて農薬や酸化防止剤の使用量も少ないワイン造りが行われています。